2008年05月28日

洋食部の厨房 卵割り

今日は、洋食部の卵割りのお話です。

オムレツやスクランブルエッグに使う卵は、大量に使う場合「液卵」といって、工場で卵を割って溶いてある、業務用の材料を使うこともあるようですが、「くいだおれ」洋食部ではほぼ毎日、自分のところで卵を割っています。

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卵を割る数は日によって違いますが、だいたい数ケース、というところだそうです。1ケースが10kg。およそ160個から170個程度です。

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卵は、ひとつひとつボウルにとって、傷んだものがないか確認しながら割ってゆきます。ひとつでも傷んだものが入ったら、それまでに割った全部が無駄になってしまうからです。

今日の担当は清水さんです。
こうやって、片手で割ってゆきます。

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これでだいたい半ケース分、70個から80個というところでしょうか。
これを、大型の泡立て器で溶きます。

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ここで難しいのは、溶き方が足りなくてもいけないのはもちろんですが、溶きすぎても腰がなくなってくるのだそうです。腰がなくなると、焼いたときにふんわりと仕上がらないのでよくないと。

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こうやって、卵液の流れ方を見ながら、溶いてゆきます。

そして、最後に漉す。

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1日分の作業で、1時間くらいはかかります。
posted by くいだおれ太郎 at 19:14| Comment(0) | 日記
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