「大阪名物くいだおれ」3階の和定食部門、今回が初めてのレポートです。
割烹なら「玉葱の鱧射込み」、居酒屋なら「道頓堀コロッケ」、洋食なら「くいだおれオムライス」と、よそにない商品をご紹介するのが入り口になるのですが、ここ和定食部門は、そういう個性的なメニューがあまりないので、さて、どこからご紹介したものかと、なかなか難しいのです。
それで、厨房に入って相談した結果、やはりここは「釜飯」であろうと。
そして今日厨房を覗いたら、まさにタイミングよく、釜飯を仕込んでいるところでした。
「くいだおれ」和定食、夜のメニューでの人気商品が、この釜飯を組み込んだ御膳ものです。
ふつう釜飯といえば、大きな炊飯器で炊いた炊き込みご飯を一人用の釜に盛って出すのがあたりまえなのだそうですが、「くいだおれ」和定食では、どれも一から、生米から炊いてお出ししております。
まず、一人用のお釜にお米を入れます。
このお釜は中がテフロン加工になった特別製。
そして出汁を入れる。
そのあと、季節にもよりますが、春なら下茹でしてある山菜を乗せます。
そして、これも季節で変わりますが、海のものなど。今日はカニの棒肉を入れます。最初の写真ではホタテが入ってますね。
あとは蓋をして、火にかけるだけ。
ここでは、20分から25分の固形燃料を使います。
これだけ。
えー、たったそれだけ? と思うぐらい簡単でした。
和定食の釜飯はすべてこうやって、一から炊いているのですが、ほんとにこのわずかな固形燃料できれいに炊けてしまうのです。コンロの熱伝導がよいのか、器が小さいから早く沸くのか。
ともかくも、この釜飯は和定食のおすすめ商品です。
ぜひお試しください。
2008年05月14日
和定食部門の厨房 釜飯
posted by くいだおれ太郎 at 23:16| Comment(0)
| 日記
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