正確に言えば「今日の」ではなく、ここ数日のお客様ですが。
まず、明石調理師紹介所の明石所長。
和食の調理師さんの事務所みたいなものです。業界では「部屋」とか「入れ方」といいます。職人さんにとってみれば就職先を、料理屋にとっては調理師さんを紹介してもらう事務所です。短期の助っ人さんなども紹介していただけます。
「大阪名物くいだおれ」と明石所長は長いおつきあいで、所長もなにかと気にかけてくださいます。いっしょに映っている竹間調理長はじめ、割烹部はみな明石事務所からです。
竹間が業界の寄り合いにゆくたびに言ってます。「何百人もいてるのに、明石さんが知らん人、いないんでっせー。」とにかく顔が広い方です。
この業界、朝がたいへん早いようで、明石所長に連絡とるには朝の7時までに電話しないとつかまりません。「くいだおれ」にお見えになるのもだいたい午前中です。
さて、午後は「魔法のレストラン」の取材来店。
4年ほど前に「くいだおれ」が登場したことがあって、今回はその再放映のためのロケということです。
撮影の段取りをするところから、店頭は黒山の人だかりです。
番組スタッフや「くいだおれ」のスタッフが何人もでて交通整理をしていても、ぎりぎりのところまで人だかりです。
もっとも、撮影が始まる前はいったい何の撮影なのか、誰が登場するのか、みなさんほとんどおわかりではありません。
で、水野真紀さんとハイヒールモモコさんが登場すると、「ウォー」という歓声があがりました。やっぱりおきれいです。なんだか、店の前がいっぺんに華やぎますねえ。
この放映は5月15日だそうです。
そして、夜のお客様は作家の難波利三先生。女将とは、文士劇などでご一緒するお仲間で、また、「大阪名物くいだおれ」を長いことごひいきにしていただいたお得意様です。
さっそく難波先生に色紙をねだりました。
先生、お話しながらちょっと考えて、やおら筆を執ってすらすらと。
「くいだおれ たおれても 名は残る」
洒脱ですねー。味のある色紙をちょうだいしました。ありがとうございました。
2008年04月28日
今日のお客様
posted by くいだおれ太郎 at 22:37| Comment(0)
| 日記
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