2008年06月12日

太郎のおでかけ オーストラリア

三たび、「秘蔵写真展」から。

1994年、関西国際空港が開港したときに「太郎」がオーストラリア旅行をしました。ご記憶の方も多いと思いますが、本格的な「お出かけ」としてはこれが最初でした。

このお話は、関空開港に合わせて本格的に国際路線を展開するというアンセット・オーストラリア航空(今はなくなってしまいましたが)とJTBのタイアップ・キャンペーンでのものでした。

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「アンセット・オーストラリア航空でゆくルックJTBツアー」に太郎が参加するという趣向で、太郎をオーストラリアへ連れて行ってロケ撮影をし、JTBのポスター展開するというなかなかの「お仕事」でした。
「くいだおれ」からは山田社長も同行したのですが、企画を楽しんでやっていたという感じでした。のどかなことです。

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9月4日の開港当日は夜のフライトで、午後ゆっくり「太郎」は関空に登場しました。

エスカレーターで、4階の国際線出発ロビーに登場するやいなや、30人か40人の報道陣に囲まれた太郎。その時の写真が残っていないのが残念です。

そして、ルックJTBツアーのカウンターで「太郎」がパスポートを差し出す姿も報道されたのですが、このとき、「パスポートを取るのに名前が要るだろう」ということで「くいだおれ太郎」と名付けられたのでした。

実はこのときまで、「太郎」はただ「くいだおれ人形」と呼ばれていただけでした。それまでも、「名前をつけよう」というアイデアは何度も出たのですが、なかなか良い名前が決まらず。
それが、いざ「パスポートが要る」となるとあっけなく、当時の「くいだおれ」役員全員一致で「『太郎』や!」。わかりやすいです。

ブリスベンに着いたのは翌朝。
他のお客様がたが下りられてから、タラップにゆっくり登場。

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アンセットは日本の全日空のような存在でした。その初めての本格的な国際路線ということで、テレビや新聞メディアも空港に来ていたのですが、お客様もひととおり下りて、さあ、片づけようかというところで「太郎」が登場。

「あれはいったい何だ?」

という反応だったそうです。

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で、降り立ったとたんにここでもメディアに囲まれました。
日本のメディアの数に比べれば少ないですが、オーストラリアで、しかもその地方都市でこれだけ囲まれるとは「くいだおれ」としても驚きでした。

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そして、かの国でも夕方のテレビニュースを飾ったそうです。
posted by くいだおれ太郎 at 17:42| Comment(2) | 日記