さて、明日5月7日には「くいだおれ太郎」がミュージカル観劇に出かけます。
今回のように、「太郎」がお出かけするときとか、店頭でいつもと違う衣装に着替えるときなどは、ふだんおつきあいのあるメディアさんにあらかじめ「プレスリリース」を送って、お知らせします。
プレスリリースにもいろいろな形があると思いますが、「大阪名物くいだおれ」ではファックスで送信しています。
このような体裁のものです。
お伝えする内容によって送り先の数も違いますが、基本は5大紙、朝日、読売、毎日、日経、産経の5紙。それに、通信社つまり共同通信社と時事通信社。通信社からは各地方紙とスポーツ紙、夕刊紙に配信してもらえるので助かります。
スポーツ紙は数も多く、そのときどきでおつきあいのある記者さんがいたりいなかったりすることがあるので、送り先もたびたび変わります。「くいだおれ」からプレスリリースを流すなんて年に何度もあるわけではないので、けっこう記者さんの異動もあるのですね。
また、各紙とも社会部宛にお送りするのですが、おつきあいのある記者さんが多ければ、その分宛先も多くなります。
あと、テレビはもっと大変です。主に在阪の局が中心ですが、番組ごとに宛先が違いますし、大きなイベントになれば東京のキー局にもリリースを流しますから、一チャンネルで十カ所くらい流すこともあります。
「くいだおれ」がリリースを送信する宛先はふつう30から50くらいですが、今回の観劇については、ご招待してくださる「TRIP OF LOVE」の事務局とセットでお送りしたので(招待する方と、していただく方の両方から)、文化部とか専門誌、情報誌など合計300以上の宛先がありました。
何せ300なんていう数は初めてのもので、ファックスの送信機に蓄積してはいちいち送信し、と、送信をはじめてから終わるまで8時間くらいかかりました。いやはや、大変です。
で、プレスリリースの内容ですが、今回のように「太郎」が何かをする場合、味気のないリリースをお送りしても面白くないので、「太郎」からのメッセージという形でお送りします。
たとえば、今回はこんな感じです。ちょっと長いですが、丸ごとご紹介しましょう。
「大阪名物くいだおれ より お知らせ
報道関係者各位
「ひゃあー! わて、ご招待されましてん。
大阪で、ブロードウェイやて!」
このたび、OBPのシアターBRAVA!で上演中のブロードウェイ・ミュージカル「TRIP OF LOVE」より、くいだおれ太郎と柿木女将に観劇のご招待をいただきました(5月7日)。
つきましては、以下のとおり、「太郎」のコメントをお伝えさせていただきます。また、明日、店頭の「太郎」に新しいフキダシを取り付ける予定です。
取り急ぎ、ご連絡申し上げます。よろしくどうぞ。
「閉店の記者会見で、社長はんと女将さんが言わはった。道頓堀はもともと芝居の街やったのに、小屋がのうなって、さみしうなって、「大阪名物くいだおれ」もそろそろお役ごめんやなあ、いうて。
ほんまに、芝居がのうなって、芝居がえりのお客さんもだんだん少のうなって、わてもえらいさみしい思いや。昔は、お芝居みて、おいしいもん食べて、いうのんがこの街の楽しみやったのになあ。
なつかしいなあ、思てたら、わて、アメリカの本場の芝居にご招待されましてん。
本場の、いうたかて、アメリカまで行くわけやおまへん。アメリカの、本場のミュージカルが大阪へ来てはって、日本のお方がそれを仕切ってはるんやそうな。道頓堀かいわいで育ちはった方やとかで、わてのこと、えらいなつかしい、いうて、女将さんといっしょにご招待してくれはりましてん。
アメリカの、本場の役者さんが大阪に来はる、いうのんは、最初で最後かもしれん、いうことですねん。見にいきはったお方の話では、ほんまにすごい、一流のなかの一流の芝居や、いうことやから、わて、ほんまに楽しみにしてまんねん。
長いこと、がんばって太鼓たたいてたら、ええこともおまんねんなあ。あと2週間、まちどおしいなあ。」
平成20年4月24日
大阪名物くいだおれ ・・・・ 」
こういうイベントをやるたびに、「太郎の言葉」をいっしょけんめい考えるのも女将以下役員たちの仕事なのです。まあ、そこまで凝らなくてもよいことかもしれませんが。
で、リリース翌日の「太郎」のフキダシはこんな感じでした。
2008年05月06日
プレスリリース
posted by くいだおれ太郎 at 22:29| Comment(0)
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